「殺し屋たちの店」のみどころ・評価　★★★★☆ 4.2

2024年2月14日2024年10月12日

「殺し屋たちの店」について、観てみた評価をふまえて、ネタバレなしのみどころと、ネタバレありのあらすじと感想をご紹介します。

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予告動画

やま

こんな人におすすめ！！
→ハラハラする展開が好き
→謎だらけのミステリーが好き
→ラブコメ以外のイドンウクが見たい

作品概要

作品名：殺し屋たちの店
原題：살인자의 쇼핑몰
原作：カン・ジヨン
演出：イ・グォン「ドアロック」
脚本：チ・ホジン / イ・グォン
放送時間：約55分×8話
動画配信：ディズニープラス

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あらすじ

唯一の保護者だった叔父ジンマンが残した“危険な遺産”である、殺し屋御用達の兵器販売店を譲り受けた大学生の主人公チョ・ジアンが、謎の殺し屋たちから自らの命と店を守るために戦うためにサバイバルバトルを繰り広げる、手に汗握るスリリングなクライムスリラー。
大学に入学したばかりの主人公チョン・ジアンは、警察から叔父ジンマンが自殺したとの知らせを受ける。両親が亡くなってからはジアンにとって親のような存在だった叔父は、静かで謎めいた存在ではあったが自殺を図るような人物ではなかった…。葬儀を終えた後、突然叔父の携帯に超高額振込の連絡が入る。不信に思ったジアンは叔父が新しく立ち上げたというウェブサイトにアクセスするが、それは表向きのオンラインショップで、幼馴染のジョンミンの力を借りてソースコードを辿っていくと、違法サイト“マーダーヘルプ”を発見することに。そこには大量の武器が売られていた…。
危険を察知したジアンはオンラインショップを閉店しようとするが、「次はお前だ、ジアン」というメッセージが届く…。すると、悲しみに浸る間もなく、ジアンは謎の殺し屋集団から命を狙われ始め、周囲で轟く銃声や、飛び交う殺人ドローンが彼女を襲うようになる。叔父が住んでいた家に監禁状態となったジアンは、彼女の命を脅かす存在から身を隠して過ごすことになるが、幼少期に叔父から受けていた訓練を思い出し、生き残るために困難と立ち向かう。
叔父の隠された過去とは？たった一人で残されたジアンは、果たして彼らを相手に危険な殺傷武器と自分の命を守り抜けるのか？！
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キャスト

チョン・ジアン【キム・へジュン】
幼い頃に両親を亡くし、叔父のジンマンと一緒に暮らしていた。しかし、ある日ジンマンが自殺したと警察から連絡を受けてから、壮絶な戦いが始まる。

チョン・ジンマン【イ・ドンウク】
ジアンの叔父。姪のジアンに”危険な遺産”を残したまま、自殺してしまう。

ぺ・ジョンミン【パク・チビン】
ジアンの小学生時代の同級生。地方大学のコンピュータ工学科へ通っている。

ソ・ミンヘ【クム・ヘナ】
自称”ジンマンの中国語の講師”

パーシン【キム・ミン】
ジンマンの手伝いをしたり、タイ料理屋を経営している。

ベイル【チョ・ハンソン】
ジンマンと因縁がある謎の関係。

イ・ソンジョ【ソ・ヒョヌ】
ジアンを最前線で狙って殺そうとしている。

ブラザー【イ・テヨン】
ジンマンの手伝いをしている。

ホンダ【パク・ジョンウ】
ジンマンの友人。ブラザー金物店を経営している。

みどころ　※ネタバレなし

「殺し屋たちの店」のみどころをネタバレなしで、以下3点にまとめてみました！

映画のような重厚感のあるサスペンス
ロマンスなし！アウトローなイ・ドンウク
アクション満載

映画のような重厚感のあるサスペンス

1話の冒頭10分、手に汗握る展開で息を吞みます。まずコレだけでも見て欲しいです。その後は先が気になって続けて観てしまうでしょう！過去と現在が交互に物語が進む構成のため、謎だらけなうえ更に命の危険も迫っていて、ジアンと一緒にハラハラできます。映画のように重厚感があり、どこか荒廃的な雰囲気のある映像もみどころです。あらすじを書いておいてなんですが、あまり読まずに見ることをオススメします。

ロマンスなし！アウトローなイ・ドンウク

イ・ドンウクといえば「トッケビ」をはじめとして、「マイガール」や「真心が届く」など、ロマンス多めのドラマで活躍しているイメージでしたが、今回このドラマではロマンス一切なし！！そして、どちらかというと綺麗な好青年のイメージでしたが、ジンマンは悪役ではないものの、アウトローな役となっています。いつもどこかやる気が無いような気怠い雰囲気のイ・ドンウクが、たまらなくかっこいいです…

アクション満載

ジアンをはじめとしてジンマンやパーシン、ベイル、ミンへなどのアクションが満載！！特に私が好きなのはミンヘです。アンジェリーナジョリーを彷彿とさせるミンヘのアクションは、第5話「バビロン」で観れます！

ジンマンに関する話　※ネタバレなし

原作のジンマンはデブで禿げたおじさん

原作はカン・ジヨンさんの小説「殺し屋たちのショッピングモール」です。その中でのジンマンは、デブで禿げたおじさんだったようです。しかし、過去のカッコよくて戦闘力のあるジンマンの姿がドラマでは追加され、そこに焦点を当てたため、ハンサムなイ・ドンウクがキャスティングされたとイ・グォン監督は話しています。そしてイ・ドンウクは、そのようなジンマンの役作りとして、体重を5、6㎏増やし、ヘアとメイクをほとんど気にしないようにしたようです。

やま

その無造作なイ・ドンウクもかっこいいんです！

イ・ドンウクのアクション

イ・ドンウクが今まで披露してきたアクションは、魔法や刀を使うなど、どちらかというとファンタジー要素が強いものでした。しかし今回は元傭兵ということで、実際に外国の特殊部隊が使うアクションや、銃や、接近戦でのアクションを学んだようです。そのため、これまでの作品よりも現実的に感じられるアクションになったと話しています。

感想　※ネタバレあり

面白かったです！！！
観る前は正直疑ってました。笑

ジンマンとは一体何者なのか。
本当に自殺したのか。
なぜジアンは狙われているのか。
誰に狙われているのか。

いろいろな疑問が、過去と現在を交差しつつ紐解かれていく展開がハラハラして良かったです。
また、キャスト全員のアクションが満載でした。特に好きなのは「ウォンテッド」のアンジーのようなミンへさん。とってもかっこよかったです。

最後は予想してましたが、ジンマンが生きてて良かったあああああ！！ジアンになった気持ちで泣きそうになりました。
ベイルもまだ生きているので、シーズン2があることを期待します。

各話のあらすじと感想　※ネタバレあり

ここからは各話の簡単なあらすじと感想を書いていきますので、観た方は共感していただければ嬉しいです。

やま

まだ観てない人はドラマを観てから戻ってきてね！

1話　マーダーヘルプ

‐あらすじ‐
どこからか銃弾が飛んできて、家の中に隠れているジアン。目の前にある銃を取ろうとしたが、銃弾で弾かれてしまう。叔父から教わったことを思い出し、銃弾が向かってくる位置を把握し、ソファの下に動くと、そこには銃が隠されていた…自らが起こした暴行事件のせいで警察にお世話になっていたジアンは、保護者が必要だと言われ叔父のジンマンに電話をかける。すると、ジンマンは自殺をしたと電話口の警察に告げられる。そのまま故郷に戻りジンマンの遺体を確認し、葬儀などを済ませる。ジンマンの手伝いをしていた幼馴染のジョンミンに、家の片づけや葬儀の手伝いをしてもらっている中で、ジンマンが運営していた違法サイト”マーダーヘルプ”を発見する。客からメッセージが来たので、閉店することを伝えると、「次はお前だ、ジアン」と返信があった…
‐感想‐
冒頭10分、ソファの下に銃が隠してあり、ジアンが敵に銃を向けるシーンでグッと引き込まれました！「次はお前だ、ジアン」は怖すぎる～～～続きが気になります。

2話　3回の”チョン・ジンマン”

‐あらすじ‐
ジアンが幼い頃、祖母が病気で亡くなり葬儀が行われる中、ジアンの両親も謎の集団に襲われて亡くなる。ジアンもその集団に追われるが、何とか逃れることができた。両親を失ったジアンは、叔父のジンマンと2人で暮らすことになる。しかしジンマンは、両親のように面倒を見れないとジアンを突き放す。そしてジアンは、両親を失ったショックから失語症になり、何も話さなくなってしまった。そんなジアンは学校でいじめられてしまい、ある日倉庫に閉じ込められる。ジンマンの名を叫ぶと、扉が開きそこにはジンマンの姿があった…
ジョンミンがマーダーヘルプを解読し、4つのコードの存在が分かった。コードごとで購入できる商品に制限があるが、グリーンのみ制限はない。そしてグリーンのコード取得者は、ジンマンとジアンであった。そんな時突然、爆発音が聞こえ、銃が装備されているドローン数台に家が囲まれて、追われてしまう2人…謎の集団はジアンを始末しようと、集まっていた。
‐感想‐
まだまだ謎だらけですね。今回は、ジアンとジンマンの出会いからこれまでの関係性について、過去の回想がありました。何故ジアンは狙われているのか、気になります。

3話　強者は吠えない

‐あらすじ‐
高校生のジアンは、家の改装工事中にジンマンと智異山に行くことに。そこでジンマンが体調不良になり、ジアン1人で下山し助けを呼びに行く。ジアンが去ると、ジンマンは洞窟から猟銃を見つけ出した。ジアンは下山中に狼に襲われ、ジンマンから借りたパチンコで戦う。そこへ現れたジンマンが、猟銃で狼を撃って事なきを得た。その後、ジアンはジンマンから銃の撃ち方を教わる…現在では、ジンマンの中国語の講師だと嘘をついた女ミンヘが、ジアンを守りに来たと言う。ジアンの腕にはグリーンコードが埋め込まれていて、他のコード取得者はジアンを守る義務があると。過去10年間で3回、ジアンはジンマンの名を叫び、他のコード取得者がジアンを守っていたと。そうして、1話の冒頭10分の場面に戻る。近くにも敵が来て時間が無いため、麻酔が切れたジョンミンと共に、マーダーヘルプの入り口がある倉庫の地下へと促されるジアン。地下への暗証番号はジアンの大学の学籍番号だった…
‐感想‐
まだまだ、ジンマンの正体が分かりませんねえ。でもマーダーヘルプに入れたし、味方もいるし、ジアンはジンマンに守られていたんですね。今回は、なぜジアンは銃が撃てるのかが分かる、過去の回想がありました。これからの後半戦も楽しみです。

4話　ショッピングモール

‐あらすじ‐
高校生のジアンは、友達や家庭教師が自分の元から去ったのは、ジンマンのせいだと不満を漏らした。そして想いを寄せていた先輩も去っていったことで、ジンマンを責める。ジンマンは保護者の務めを果たしていると主張し、一発でも自分の顔を殴れたら独立させてやると賭けを持ちかけた。それからジアンは、ジンマンの手伝いをしていたパーシンにムエタイを習う。強くなったジアンは、不良に絡まれて戦い勝つが、ジンマンから、次からは逃げろと注意を受ける…現在では、倉庫の地下に行くと、そこに1人の男がいた。ジアンの大学の教室やトイレにまで監視カメラがあり、地下で監視されていたと知るジアン。マーダーヘルプをジンマンから相続することができると知り、ジアンは同意する。ジンマンが死んだのはジョンミンのせいだと男が言う。ジアンは、ミンヘに銃と薬を持って行くよう男に指示をする。地下に残ったジアンは、ジョンミンに麻酔を打たれて気を失ってしまう…
‐感想‐
ジョンミンなぜえええ！？って感じですね。今回は、なぜジアンは格闘技ができるのかが分かる、過去の回想がありました。

5話　バビロン

‐あらすじ‐
ジョンミンに拘束されているジアン。ジョンミンは”バビロン”という組織について語り始めた…コンピュータ工学科に通っていたジョンミンは、面白半分で”マーダーヘルプ”にハッキングをした。サイトはすぐに回復したが、そのことを嗅ぎつけたバビロンが、ジョンミンの元へやってきた。そしてジョンミンに、再度ハッキングするよう指示をした。ジンマンの元でアルバイトをしながら、その機会を探っていたジョンミン。パソコンが壊れたので修理してほしいとジンマンに言われたジョンミンは、ハッキングする事に成功。ジョンミンの事を怪しんでいたジンマンは、ジョンミンを拘束した。しかし、バビロンがジアンを誘拐しているとジョンミンが嘘をつき、ジンマンを動揺させる。ジアンを解放するという条件で、ジンマンは浴槽で自殺をした…拘束から抜け出し、ジョンミンを縛り付けたジアンは、ジンマンからの”引継ぎガイド”を読んだ。現状から逃れて別人として生きるか、現状に立ち向かいミンヘなどと共に戦うか、選択を迫られジアンは後者を選んだ。戦いに参戦したジアンだったが、バビロンに連れていかれそうになり、そんな時、パーシンが突如現れジアンを助けてくれたのだった。
‐感想‐
ようやくジンマンが誰に追われているのか、なぜ自殺したのかが明らかになりました。しかし、自殺している動画はなかったので、ジンマンは本当に死んだのか、葬儀まで行ったのに疑いたくなります。そして師匠！！パーシン！！の登場は嬉しいです。先を楽しみましょう！

6話　チョン・ジンマン

‐あらすじ‐
傭兵としてバビロンに所属していたジンマン。任務遂行中に部下のベイルが民間人を殺害し、それを目撃した新人のソンファンをソンジョが殺害した。後日、民間人を殺害した容疑で、ベイルは裁判にかけられていた。検察側の証人として尋問を受けるジンマンは、ベイルを疑いつつも現場を見ていないため証言できず、ベイルは無罪となった。次からの作戦にはベイルを入れないと、隊長イ・ヨンハンと約束をしたジンマンだったが、結局ベイルは参加することになった。ラオスにある麻薬組織のアジトに向かい、任務を遂行するジンマンやベイル。民間人女性を発見したジンマンは、隠れて助け出そうとしたが、ベイルに見つかってしまう。爆破寸前の建物内でベイルとジンマンが戦い、最後に女性がベイルを銃で撃った。彼女がミンヘだった。ベイルを残し建物全てが爆破された。この事件を機にジンマンは組織を抜け、故郷に帰ったのだった。そして、死んだと思われたベイルだったが、実は生きていたのだった…
‐感想‐
遂にジンマンが何をしていたのか、そして“ベイル”という存在が明らかになりました。ベイルのサイコパス感が怖かったです。ミンヘさんとはここで出会っていたんですね。

7話　罠

‐あらすじ‐
ベイルが生きていたことで、ジンマンが裏切者としてベイルやバビロンに追われることになる。ジンマンの母親や兄、その家族、友人、全てを殺したバビロンとベイル。続けて姪のジアンも追われるが、ジンマンの友人に助けられ逃げ出す。ジンマンの友人ホンダが営むブラザー金物店に預けられていたミンヘは、襲ってきたバビロンを倒して姿を消す。同じくバビロンに襲われたジンマンは、何とか逃げ出すが負傷してしまい、パーシンの元へ助けを求めてやって来た。入院していたジアンだったが、バビロンが病院にも襲いに来て、最終的にジンマンに助けられる。バビロンの隊長イ・ヨンハンを脅して、この戦いを終わらせるよう求めたジンマン。しかし、バビロンが引いてもベイルはまた襲ってくると考えたジンマンは、長期戦略としてショッピングモールを作り、マーダーヘルプを運営していく。ホンダの弟やミンヘを仲間にして、ジアンと共に暮らしていくのだった。
‐感想‐
なぜジンマンは追われているのか、なぜマーダーヘルプやショッピングモールが作られたのか、全貌が明らかになる回でした。家族やホンダさんが亡くなったのは悲しかったです。ベイルやバビロンは逆恨みでしかなくて悔しい！ジアンやミンヘが強い理由もわかりましたね。

8話　よく聞け、チョンジアン

‐あらすじ‐
ショッピングモールに管理者が居なくなったことで、システムの再稼働まで24時間かかることになった。それまではショッピングモールに入れない。縛られていたジョンミンが自力で紐を解き、システムに侵入した。遂にソンジョが突入してきてジアンが襲われる。ミンヘがバビロンの双子にやられ、パーシンが双子のうちの1人を殺す。ソンジョとの闘いの末、ソンジョを殺したジアン。バビロンがジアンを殺そうと、さらに送り込んだのはマーダーヘルプのコード取得者の殺し屋たちだった。しかし、ジアンがバビロンよりも良い条件を提示したため、何もせずに殺し屋たちは退散したのだった。その後、後始末を任されていたイエローコード取得者のバスが1台やって来た。後始末をしていると、さらに1台タクシーがやって来た。そこから降りてきたのは、ジンマンだった…
‐感想‐
予想はしていましたが、ジンマンが生きてたあああああああ！！わーーい！！！！タクシーから降りて来たとき、完全にジアンになりきっていたので泣きそうでした。ベイルもまだ片付いていないので、おそらくシーズン2があることを期待しましょう。

まとめ

「殺し屋たちの店」は、過去と現在が交差して展開するアクションミステリーな韓国ドラマ。アウトローなイ・ドンウクを是非ご覧ください。

＼ディズニープラスで独占配信中／

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この記事を書いた人

やま

1991年生まれ
韓国ドラマ歴:約20年
韓国ドラマ視聴数:300作品超え
ラブコメ・ファンタジーが好き
Netflix、U-NEXT、Amazonプライムビデオ、Disney+、ABEMA、Lemino、FOD、楽天vikiのサブスクを使用した経験を活かして、
楽しい韓国ドラマ生活をお手伝いします！